2017年1月11日水曜日

JR北海道の乗車券につきまして

めんどくさいので、ここで書いておきます。

JR北海道は、昨年初めに列車の大幅減便を発表いたしました。
特に稚内へと続く宗谷本線の北側区間は、距離が長いにもかかわらず列車の走る本数が異常に少ない状態になってしまいました。もはやいくら運行される列車が100%の乗車率になろうとも利益を上げることが不可能なほどの状態です。
廃止へのカウントダウンが始まったも同然の状態ですが、当面の対策として地元の利用者の利便性を確保するために、数少ない運行本数のうち特急も普通列車と同様の利用が出来るように特別なきっぷを作りました。
それが、沿線居住者限定の乗車券です。
こういうやつ。これは豊富町民限定の乗車券、豊富町民乗車票です。
 昨年に北海道旅行をした際に手に入れました。
豊富町民ではないお前がなんで持っているんだって!?
それはね、名寄以北の自治体で唯一週末の休日でも購入できる可能性がある場所がここ豊富町なんです。それは、ほかの自治体が、町の商工会などの平日の昼間しか購入することができない場所での販売をしているのに対して、豊富町は豊富駅に入居している観光案内所で休日も販売を行っているからです。

豊富駅。
この左側が喫茶店となっていて、駅の右側が観光案内所となっています。
観光案内所では、委託された列車やバスの切符販売を行っています。

基本的に町民の証明を行わなくては購入できないことになっていますが、私が訪れた際には、案内所の係員と軽トラで来た地元のおじちゃんが雑談をしていました。
その時に、いかにも欲しそうな感じのあんちゃんがうろついていると、気になって仕方がないのか?(ただうざいから??)代わりに買ってあげようか?と声をかけてくれることがあるかもしれません。
まあ、この辺はグレーゾーンのお話なので、購入できなかったからといって町民では無い者に文句を言う権利はありません。
売ったからといって、販売者やJR北海道、親切な地元の人などの誰もが損をするわけではないので、謙虚な気持ちでお願いをすれば可能性はあるでしょうという事です。

まあ、せっかく行くのですし、きっぷ一枚手に入れてとんぼ返りというわけには、交通事情的にも難しいので、その他にもいろいろ盛り込んで、楽しんできてはいかがでしょうか~。

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