2015年7月8日水曜日

週末サイクリング海を越える の巻

7月に入り、仕事の方も佳境に入ってきました。
よって、週末の連休は無く、日曜のみ。
だが、ちゃりだーの機動力を見くびってはいけませんぞ!

先に切符の手配はしてあります。
高速道路のETC周遊割引(ドラ割)も申し込み完了。しかしながら、これは割引になればラッキーという気持ちで利用しなくてはならない。周遊区間以外で事故などにより高速から降りてしまうと往路と復路の割引が無くなってしまいます。(2015,7,29追記:この場合は料金所で手動操作によりETCカードのデータを書き換える作業をお願いすればOKのようです。) 鉄道の周遊券と違って、発駅から周遊区間までの途中の駅で乗ってもOK、帰路で乗り越しても乗り越し分を清算すればOKとはならない。割引そのものが無くなります。
土曜日の夜、何とか残業を切り上げ出発であります~。

夜明け前、津軽今別駅に到着。
列車が到着するまでの時間ちょっと仮眠。3時間位かな?


新幹線の駅を建設中で、ホームの外側にある待避線?の上に仮設のホームがあります。

この表示板も余命1年も無いんですね。

眼下にはリニューアルされた道の駅も一望できる。

昔は入り口のところがこんなんでした。
新幹線と在来線がどっちも別な駅としてそれぞれあり、合計4つが1か所にあると、それを特徴としてアピール。

しかし、実際にはこの海峡線は旅客営業をやめるようです。
新幹線と在来線の貨物のみ。
だけどちょっとは望みがあり、青春18きっぷを含めた乗継はどうするのかを話合い中みたいです。
今のルールでは、青森のJR東日本 蟹田駅から北海道のJR北海道 木古内駅までは普通乗車料金で特急の自由席車両に乗車可能。
今回私はそれを利用して北海道に渡ります。

道の駅で何か買えるかな~と期待をしていたのですが、残念ながら時間的に間に合いませんでした。営業開始が9時、列車の時間が9時5分。。。
鉄道マニアがホーム周辺に15~20名程度いました。何人かが道の駅を覗き込んでは引き返してくる。残念ながら営業開始までは開けないようですね~。
あまり商売っ気は無いんですね。(*^_^*)

列車がきた!

あっしはこの通り、元電話機があったのかと思われる場所に自転車を収納。





木古内駅到着!
駅前は工事中。残念ながらコインロッカーは撤去されていました。。。
しょうがない、出来るだけ余計なものはおいて行きたかったのですが、バックパックや自転車に分散して取付し、全て携行してスタートします。

以前来た時には、駅前に観光協会のプレハブがあったのですが、今は観光交流施設として新築中のようです。道の駅のようになるのかな?

さあ、ここ木古内駅から出発!

しばらく海岸線沿いを南下していくと知内町。
北島三郎さんの生まれ故郷です。
旧知内駅のあった道の駅、それがここなんですけど、今は駅跡は物置になっているし、ホームは撤去されて新幹線の設備工事中です。

そして、ここからは内陸の山道を登っていきます。
登りきって下ると福島町。
青函トンネル記念館前では 海中調査艇がお出迎え。

そして昭和の大横綱 千代の富士の出身地なのでしょうか? 記念館があります。



今回は館内の見学はしませんでした。
福島町の海が見える辺りから向かい風が強くなってきたこともあるし、この先の道程でどれだけ時間的な安全マージンが得られるのか不明だから、その辺の計算で今回はパスです。(;一_一)

北海道の最南端に到着!
私のような先っぽ大好き人間は、どうしても来ちゃうんですよね~♪

ここに来るまでも爆風だったけど、この先も思いやられるな。。。
道のガードレールが鳴いている、自転車のスポークも鳴いている。
さすが吹きっさらし、がっつり向かい風が身にしみるぜ。
ちょっと気になるのは、ちら見をしながら横をかすめるように飛んでいるかもめさん。
何故こんな強風の中で風上に滑空しながら進んでいけるんだ??
素晴らしいそのエアロ性能、俺にも欲しいぜ~~。(T_T)

北限の城下町、松前町に到着!

道から雰囲気を眺めるだけ~。

城下町の散策は、次回ですね。

北前船の始発地点なのかな? あっ、江差があったか!
ここより北方は、外国と土地の所有を巡って、やったやられたがあったみたいですからね。


ちょっと道の駅で休憩。
お土産売り場をのぞくと~、おっ!!
こっちが最北の海女さんであったか!
私はてっきりNHKのドラマでやってた、「あまちゃん」の岩手県久慈市かと思ってた。



ガラナでパワーアップ!
ここからもまた向かい風の中頑張るぜ。
風は相変わらずある。
道は海抜30~40m程度のアップダウンを繰り返しつつ、港町の集落をつないでいる。
いい景色だ~。

がんばって上ノ国町の市街地付近までくると、向かい風が無くなった。
ここから海岸沿いを離れ、山道を木古内まで走ります。
そう、無風になったわけではなく、ようやく追い風に転じたのです~♪
いや~楽ちん!
よく考えたら逆回りのルートにしとけば全然負荷が違ったはず、苦しい方を選んじゃいましたね。(^_^;)
きっと神様が走り込みしとけと言っているんですね。。。

数年前に乗った江差線の廃線を道路脇に見ながら緩やかな登りを進んでいく。
登り基調の道であるはずですが、追い風の影響で何の苦もない。

と、何やら車が数台道路脇に停車しているのが見える。
テントも見える!
何だろう?


なんか売ってる!

ああっ!
そうだ、ここは天の川駅なんですね~!
今日は廃止の為の撤去イベントを行っていたようです。
つい先ほど本日のイベントを終了し、駅名表示板を取り外したとのこと。

廃止された江差線の線路沿いにある天の川駅、しかし正式な駅ではないモニュメントです。
そういえば、友達が江差線を乗った時に沢山写真撮ったって言っていたなあ~。

こっちは本日の為に臨時停車場を設置した。
天の川停留所。

イベントが終わり、撤去中に通りかかったのも何かの縁、きっと神様が俺に「買っとけ!」と言っているに違いない。
友達にはこの間のお土産のお返しにちょうどよさそうだ。
売っているものを一通り買ってしまう大人買い。

天の川駅を後にし、山越え。
さっきまでの海岸線沿いの方がずっときつかった。

湯ノ岱駅跡、今はバスの停留所。

こっちは境内を線路が横切る、むかーしTV番組で観た珍百景の場所。

無事に木古内市街に到着。
お腹空いたので定番の急行食堂へ。
大盛り焼きそば!
旨し!!!

そして、特急白鳥に乗って青森へ戻ります。
この列車を逃すと、その後は青森に戻れる列車は1本しかない。
しかも、その列車は津軽今別駅には停車しないので、蟹田駅から自転車で夜道の峠越えをしなければ自分の車に戻れないという 大変な事になる。

この列車に乗れてよかった~♪
そして、車に自転車を収容し、青森市の銭湯へ~。
湯ったら温泉。
青森は銭湯が多いですよね。しかも早朝から深夜まで営業していたり、24時間営業だったり、しかも料金が基本的に銭湯だから300円から400円で利用できるところが多い。
茨城県は500円から700円だから、なんだか損した気分ですよね。

お風呂を頂いたら、月曜日からまた仕事なので、気合い入れて帰ります。
途中、コンビニで自分へのお土産を購入。




遊びと仕事の両立は大変だぜ~。
大変だけど、弱音を吐くと「だったら行かなきゃいいじゃん」って言われるから、空元気でのりきるのだ~!




0 件のコメント:

コメントを投稿