2014年6月21日土曜日

ハードディスクの入れ替えをしました

私のノートパソコン、FUJITSUのFMV LOOXのHDD入れ替えをしました。
正確には、標準搭載の128GB SSDというメモリードライブから1TBのHDDへの交換作業です。


しばらく前からSSDに異常があるというメッセージがWINDOWS7から警告されていました。しかしながら、実際ドライブに何らかの異常があるというわけではなく、このまま使い続けるとやばいよと言う類のものらしい。
と言う事で、ディスクのデータは定期的にバックアップされているから問題ないものの、実際にディスクが壊れてしまうと、OSをインストールして、その他のPC用ドライバーやソフトウェアのインストールにかなりの時間がかかるので被害の少ないうちに入れ返してしまおうとHDDを購入してきました。
近くのPC関連部品在庫が多いPC DEPOTでWDの2.5inch 1TBHDDを購入。
1980年代後半に30MBのHDDが20万円位していた時代を思えば、気が遠くなる位の容量です。
WINDOWSだって、登場してからしばらくは1.44MBの3.5インチフロッピーディスクでバックアップしていたんだよ~。 WINDOWS95のバックアップに一体何枚のフロッピーディスクを使った事か。。。

まあ、昔話はさておき、内蔵ディスクのデータを新しいディスクにそっくりコピー。クローニングをしま~す。
適当にネットからバックアップ用のソフトをダウンロードし、インストール。
そして、ソフトを起動してUSBに接続した新規購入のHDDへコピー開始。
えっ?! セクターが違うからクローンを作成できないとのメッセージが。。。
同じOSでフォーマットしたから、フォーマットが違うはずが無いんだけど、何故だろう?

しょうがないなあ。一番無難で確実なPC付属のリカバリーディクスからWINDOWS VISTAのインストールをしてWINDOWS7へメーカー純正のアップグレードをします。
あれ? 正常にインストールの終了が出来ない。。。
どうした事だ?
まさかまさかのHDD初期不良か?

とりあえずWDのHDDをPCから取り外し、元のSSDをPCに戻してWDの技術情報を参照する。
いろいろ調べてみると、 HDDに記載のあるAdvanced Format Drive(AFD)という部分が今回のエラーの原因であるようだ。HDDにはWINDOWS XPはメーカー提供のハードディスクをアライメントするソフトを使用する必要があると書かれているが、2011年以前のOSは対応していないらしい。つまり、私の所有する2009年モデルの富士通製ノートPC FMV ROOXは、リカバリーメディアや元々インストールされているOSはAFD非対応の為に、いくら後からアップデートしても最初にSSDへパーテーションを割り振る時の状態はAFD非対応で行っているから、今でもその状態のままであるという事の様だ。
だから、内容まる写しのクローニングモードでは、コピー出来ないのだ。

じゃあどうする?
先ず、WDのHPからAcronis True Image WD Edition Softwareというソフトをダウンロードします。
さあ、このソフトをインストールし、ディスクをクローニング♪
あれ?出来ないじゃん。。。。
このソフトを利用すれば、非AFDからAFDディスクにクローンを作れるんじゃあないの??
マジッすか。。。
しょうがないから、一旦ディスクイメージをUSB接続の他のHDDへバックアップ。
ソフトウェアからリカバリーCDを作成し、そのCDからバックアップファイルをリカバリー出来るように準備する。
内蔵SSDをWDの新しいHDDに入れ替えて、USB端子にさっきバックアップしたHDDドライブを接続。そしてリカバリーCDを起動。
バックアップファイルから新しいHDDにデータを復元。
この時に、推奨の自動ではなく手動でパーテーションを設定し復元。だって、そうしないと絶対データが後から増えないHDDのリカバリーイメージエリアに沢山の空きスペースが設定されてしまうから。
これで、とりあえず復元されたWINDOWS7から起動が可能になりました。
起動を複数回繰り返して、新しいHDDのデバイスが無事に自動的にインストールされ、安定する。
えらいね~WINDOWSは。HDDに替えた事をちゃんと識別して対応しています。
(7月8日追記:HDDのドライバーはインストールしたようだが、SATAディスクコントローラーが古いままであったのが発覚。後日、正規WINDOWSチェックソフトウェアでエラーが起き、WINDOWS UPDATEが出来なくなる。)



じつは、実際にHDDを交換して作業が完了するまで1週間程度かかっちゃいました。
私が無知だったから、Advanced Format Diskという規格にHDDのフォーマットが2011年辺りから変わっているという事を知らず、問題を解決するために時間を要してしまいました。
私が今回使ったハードディスクはウェスタンデジタル(WD)というメーカーのものだったので、上記の対応になりましたが、HDDがTOSHIBAやHITACHIなど他メーカーの場合はまた別な対応になります。
また、HDD内にリカバリーデータを保存し、リカバリーメディアなしでHDDを製品出荷状態に戻す機能を持った2011年以前モデルのPCの場合には、リカバリーCD又はDVDからAFD対応のHDDをPC製品出荷状態に戻す事が出来ないと思っておいた方がよいです。
今のHDDが破損しないうちに、HDDのディスク全体をバックアップしておけば、HDDのパーテーションを変更しない限り、AFDのHDDに交換してからもHDDからリカバリーをする事が出来る可能性があります。

又一つ、素人が知ったかぶりをしてコンピューターをいじくりまわした為に、大変な思いをしましたが、そのおかげでちょっとおりこうさんになりました~♪
多分、もうこの知識を使う機会は無いと思われますけどね。。。

7月8日追記:
HDD上のデータは、アライメントと呼ばれる位置調整を行い、問題が無く移行出来ていますが、OSソフトウェアからHDDにアクセスする部分で問題が発生しました。
私の使用しているWINDOWS7は、常時WINDOWS UPDATEで最新だから問題ないと思っていましたが、 実はディスクコントローラーが新しいHDDに対応していなかったようだ。しかもHDDを交換した時にHDDドライバーはインストールされたようだが、HDDやDVDなどのドライブをコントロールするディスクコントローラーと呼ばれる部分がアップデートされなかったらしい。そこは自動でやらんのか。。。
しょうがないので、ネットから手動でディスクコントロールドライバーをダウンロード。
Intel(R) Rapid Storage Technologyの32ビット用X86版ドライバとコントローラーをインストール!
インストールを完了し、WINDOWSを再起動させると、もう一度HDDドライバーのインストールがされて、これで一連の設定が完了。
そして、再度正規WINDOWSチェックソフトをアップデートし、正常に終了すると、WINDOWS UPDATEもようやく動くようになりました~♪

HDDの交換でこんなに手間取るとは思いませんでした。



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